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【英検準1級過去問徹底解説】大問2:長文穴埋め問題編(2020年度第2回)

英検過去問徹底解説

こんにちは。トモです。

今回は、英検準1級の過去問徹底解説シリーズ大問2「長文穴埋め問題」編です。

待ってました!

英検の長文穴埋め問題では、解く際の流れをシステム化することで、

  • 正確に解くことに加え
  • 時間の短縮

が可能になります。

英検準1級の長文穴埋め問題の解き方のコツなどは以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方は先にご覧ください

>>>英検準1級「穴埋め問題」の勉強法を徹底解説

やみくもに過去問に取り組む前に、まずは解き方のコツを知ってください


上記の記事で、解き方について学んだら、いよいよ過去問の演習に入りましょう。

思考の流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

過去問の入手方法英検の公式サイトからダウンロードできます。
2020年度第2回問題冊子をクリックして入手してください。

一緒にがんばりましょー


英検2級過去問解説:大問2【長文穴埋め問題】(26)〜(28)

2−1


(26)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということがわかる

STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
「タイトル:バス路線の経済学

※タイトルに「知らない単語や訳しづらい単語」があっても気にする必要はありません。本文を読めば問題は解けるようにできていますので、かまわず読みすすめていきましょう。

「本文の日本語訳」
2010年から、/数千のバス路線が/イギリス全土の/廃止または民営化された/資金の削減により/政府から受け取った。/地方自治体はまだ権利をもっている/人気のない路線に資金を提供する/しかし同時に、/国は彼らに求めている/無料バスのパスを提供することを/高齢者や障害者に。/この理由のために、/多くの田舎の地方は(困難な立場にある)。/地方自治体が認識しているにも関わらず/これらのバス路線は不可欠だと/住民にとって/仕事や病院に行くための方法として、/これらの自治体にはたくさんの他の費用や責任があるので/彼らは全てを支払うことはできない。

STEP.3
選択肢を読む
①新しい法律を作った
②手伝ってくれるボランティアがいる
③ユニークな解決法を試している
④困難な立場にある
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
穴埋め前の文章で「due to cuts in funding received from the national government(政府からの資金が削減された)」一方で、「national government requires them to spend huge amounts on providing free bus passes for seniors and disabled people(高齢者や障害者に無料パスを与えるよう求められている)」ことがわかります。

で、「For this reason(これが理由で)」④困難な立場にある、んですね
ポイント穴埋め問題は、穴埋め部分の前後一文が特に重要です。
前後一文を精読し、「but」「in fact」「in addition(加えて)」「instead」など、流れを把握するヒントとなる語を見つけることで、正しい選択肢を選ぶことができるようになります。


(27)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
つづきから2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

対照的に、/バスの利用とルートの数の両方は増えている/ロンドンでは/部分的な民営化にもかかわらず/バスの市場の。/都市はその能力を維持している/バスネットワークのすべての側面を計画する/たとえばルートや頻度、そして運賃など。/このことは(その成功に不可欠である)。/コントロールの程度/市がバスシステムを通してもっている/は可能にする/資金を移動させることを/より儲かっているバス路線から。/このことは可能にする/補助することを/より少ない収入のルートに/しかしそれに頼っている障害者にとって重要な。

STEP.3
選択肢を読む
①他の都市によって採用された
②その成功に不可欠である
③地元の人々に不人気である
④改革努力の鈍化

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
第1パラグラフで「地方の路線は困難な状況にある」ことが述べられたあとで、この第2パラグラフでは都市部の路線は「routes, frequency, and fares(ルート、頻度、運賃)」などを自分たちでコントロールできる余裕があり、そのことは②バス運営の成功に不可欠だ、といってるわけです

さすが準1級って感じのむずかしい文章ですね…

(28)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「ディスコースマーカー(接続語句)」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
つづきから3問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
Claire Haigh/バス旅行振興協会の会長/は信じている/バスサービスは非常に重要だと/イギリスの経済の健全性に。/専門家によると、/バスサービスに投資されている1ポンドにつき、/8ポンド相当のより幅広い利益を生み出している/経済に。/(だから)、地方自治体はすべての努力をしなければならないだろう/回復させ、更に増やすことに/彼らの地元のバスルートを。

STEP.3
選択肢を読む
①だから、ゆえに
②それにもかかわらず
③あるいは、そのかわりに
④残念なことに
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
接続語句(ディスコースマーカーといいます)を選ぶ問題では、特に「前後一文の流れ」が大事です。
この問題では、穴埋めの前で、上手くいっている路線では「every pound invested in bus services generates eight pounds’ worth(バスサービスに投資される1ポンドごとに8ポンド分の価値を生み出している)」といっているわけですから、①だから、地方の自治体ももっと頑張らなくてはいけない、という流れになります

POINT
接続語句を選ぶ問題では、「前後一文の流れ」を理解することが重要

英検2級過去問解説:大問2【長文穴埋め問題】(29)〜(31)

2−2

(29)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「ディスコースマーカー(接続語句)」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
Samuel Plimsollとthe Waterline

※タイトルに知らない単語があっても気にする必要はありません。本文を読めば問題は解けるようにできていますので、構わず読みすすめていきましょう。

19世紀、/千人近くの船員が溺死した/毎年、/イギリスの商船で働いている間に。/その死はほとんど結果だった/船に荷を積みすぎたことによる、/可能性が高まった/通常、状態の悪い船があれた海で沈没する。/これらの悲劇的な災害は(船のオーナーにとっては朗報かもしれない)。/これらのいわゆる「棺桶船」の多くは/高い保険がかけられており、/そして船の沈没は結果になる/多額の保険金の支払いの。/ゆえにこの船の多くは過積載になった/海底に行き着くことを期待して。

STEP.3
選択肢を読む
①船のオーナーにとっては朗報かもしれない
②一般的に報告されなかった
③かつて考えられていたよりもまれだった
④さらなる問題につながった
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 

今回、タイトルの意味が全くわからなくてめちゃくちゃ不安になったんですけど…
英検の長文、特に準1級ではよくあるパターンです。
ポイントは、分かる部分だけ理解したら、あとは焦らず読みすすめることです。今回でいえば、「Samuel Plimsoll」がわからなくても「the Waterline」は「水の線」だから水に関する内容かな、と想像できるだけでもOKです

POINT
タイトルの意味は、正確にわからなくても解ける

(30)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
第2パラグラフから2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
命を守ることを望み、/改革派/商人であり政治家であるSamuel Plimsollに率いられた/は、「waterlines(以下、水の線)」の使用を促進し始めた。/それは船の横に塗られた水平の線だ/それらが過積載かどうかを示すための。/もしその線が見えたら、/それは(その船は安全に航海できるであろう)ことを意味している。/このアイデアは他の国の船で上手く使われていた/中世から。/船が過積載のとき、/それらは水に深く沈み、/その水の線は隠れてしまう、/だから、それはすぐに明らかになる/もし問題があれば。
STEP.3
選択肢を読む
①いくつかの貨物は積み直されなければならなかった
②別の検査が必要だった
③その船は安全に航海できるであろう
④船乗りたちは全員乗船していた
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 
穴埋め部分の直前の文で、その線は「horizontal stripes painted on ships’ sides to indicate whether they were overloaded(過積載かどうかを示す水平の線)」だといっています。
この時点で、重すぎたら船は沈んで先は見えなくなるだろうから、「If the lines were visible(もしその線が見えたら)」→③その船は安全、と答えを選ぶことができます

でも今回の問題では、穴埋めの後ろに「When ships were overloaded, they sank deeper in the water and the waterline would be covered up(船が過積載のときは、水に深く沈み、その線は隠れてしまう)」ってほぼ答えじゃん!ぐらいのヒントがありましたね
ここが読めれば、比較的簡単に正解を選べたと思います

(31)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「接続語句(ディスコースマーカー)」を穴埋めする問題だということがわかる

STEP.2
つづきから3問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

船のオーナーは抵抗した/「水の線」の導入に/彼らの多大な影響力を使って/議会で/Plimsollによって提案された法律を阻止するために。/(さらに)、Plimsollは繰り返し訴えられた/告発に対して/議員や船のオーナーたちに対する。/しかし、彼は諦めなかった、/そして広く国民のサポオートを得て/彼の活動に対する、/彼は法律を通過させることができた/イギリスのすべての船に「水の線」を描くことを求める。/その結果Plimsollは今日もまだ記憶されている/「船乗りの友達」として。

STEP.3
選択肢を読む
①その一方
②このことにかかわらず
③さらに
④お返しに
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 
選択肢④の「in return(お返しに)」は、何かしてもらったお礼に、のようにプラスのニュアンスで用いられます。
逆に「仕返し」の意味での「お返し」は「payback」が使われますので注意してください

今回の問題は、船のオーナーたちはさまざまな影響力を行使して立法を阻止して、さらに、Plimsollを訴えることもした、という文脈になってますね
英検準1級合格の目安は、正解率60%程度といわれています。
穴埋め問題でいうと、全6問中4問は正解したいところです。がんばりましょう!