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【英検準1級過去問徹底解説】大問2:長文穴埋め問題編(2020年度第3回)

英検過去問徹底解説

こんにちは。トモです。

今回は、英検準1級の過去問徹底解説シリーズ大問2「長文穴埋め問題」編です。

待ってました!

英検の長文穴埋め問題では、解く際の流れをシステム化することで、

  • 正確に解くことに加え
  • 時間の短縮

が可能になります。

英検準1級の長文穴埋め問題の解き方のコツなどは以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方は先にご覧ください

>>>英検準1級「穴埋め問題」の勉強法を徹底解説

やみくもに過去問に取り組む前に、まずは解き方のコツを知ってください


上記の記事で、解き方について学んだら、いよいよ過去問の演習に入りましょう。

思考の流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

過去問の入手方法英検の公式サイトからダウンロードできます。
2020年度第3回問題冊子をクリックして入手してください。

一緒にがんばりましょー


英検2級過去問解説:大問2【長文穴埋め問題】(26)〜(28)

2−1


(26)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということがわかる

STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
「タイトル:財布の実験

※タイトルに知らない単語があっても気にする必要はありません。本文を読めば問題は解けるようにできていますので、構わず読みすすめていきましょう。

「本文の日本語訳」
心理学者は発達させてきた/さまざまな理論を/誠実さについての。/その中でも最もよく知られているのが/(それは誘惑と関係している)/ということだ。/しかし最近、この考えは疑問視されている。/論理的に思われること/人々が嘘をついたり、盗んだり、ズルしたりすることに/であっても/もし彼らが信じていたら/彼らは何かを得ることができると/彼らがそうすることによって望む、/興味深い実験は示している/このことは真実ではないかもしれないと。

STEP.3
選択肢を読む
①誘惑と関係している
②多くの関連する要因に依拠する
③長い期間をかけて変化する
④人々の知性に依拠する
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
穴埋め以降の文章で「if they believe they will gain something they desire by doing so(人がそれをすることでなにか望むものを得られると信じていれば)」、「嘘をついたりするのが合理的だ」という場面でもそうはならないかも、という記述があります。
これは「well-­known(よく知られている)」、「誠実さと誘惑」の関係、という流れを理解できるかがポイントです

「うーん、準1級らしい難しさですね
ポイント穴埋め問題は、穴埋め部分の前後一文が特に重要です。
前後一文を精読し、「but」「in fact」「in addition(加えて)」「instead」など、流れを把握するヒントとなる語を見つけることで、正しい選択肢を選ぶことができるようになります。

今回の問題では「however」がこれに当たりますね


(27)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「ディスコースマーカー(接続語句)」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
つづきから2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

研究者のチームは理論立てた/人々はもっと何か価値あるものにしようとすると/見つけたとき/それを返すよりも、/そして、このことをテストするために/彼らは財布を持っていった/たくさんの公共の場に、/彼らは見つけたふりをして/道で。/お金が含まれているものもあれば、含まれていないものもあった/しかし、すべてには鍵とメールアドレスが含まれていた。/研究者たちは待った/確かめるために/彼らがメールを受け取るかどうかを/財布を見つけたことを知らせる。/驚くことに、彼らは最も多くの反応を得た/財布に多くのお金が入っていたときに。/(さらに)、ずっと多くの財布が返された/お金の金額が多くなるときほど。/研究者たちは信じる/このことは示す証拠だと/多くの人々はお金より誠実さに価値をおいていると。

STEP.3
選択肢を読む
①あるいは、または
②対照的に
③さらに
④それにもかかわらず

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
Surprisingly(驚いたことに)、「they got the most responses when there was a large amount of money in the wallet(多くのお金が入っていたときほど、多くの反応があった)」ことに加えて、「an even higher number of wallets were returned when the amount of money was further increased(多くのお金が入っていたときほど財布が返却された)」という流れ、理解できましたか

長文の穴埋め問題では、文章の細かい内容よりも「流れがつかめているかどうか」が重要なんでしたよね
そう、「流れ」がわかれば正解が選べるようになっています

(28)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
つづきから3問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

その後、/研究者たちは行った/追跡実験を/同じ金額が入った財布の。/今回はしかし、/いくつかの財布には鍵が入っていた/失くしたその人にとってのみ重要であろうもの、/一方で他の人にとってはそうではないもの。/返却率は/鍵が入った財布の/著しく高かった。/研究者たちは示唆している/この結果の大きな理由は/人々の誠実さは(どれだけ彼らが他人を気遣うかどうか)によって強く影響を受けると。

STEP.3
選択肢を読む
①財布を返すのにどれだけ手間がかかるか
②その財布の持ち主を知っているかどうか
③どれだけ彼らが他人を気遣うかどうか
④彼らが報酬を得られるかどうか
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 
やはり、流れが大事ですよ。
さらなる実験で、鍵が入った財布のほうが返却率が高いという事実を受けて「その人がどれだけ困っているか」など、落とし主が受けるであろう影響の程度を考えることが重要な要素、だと言っているのです

英検2級過去問解説:大問2【長文穴埋め問題】(29)〜(31)

2−2

(29)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「ディスコースマーカー(接続語句)」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
普通ではない関係

※タイトルに知らない単語があっても気にする必要はありません。本文を読めば問題は解けるようにできていますので、構わず読みすすめていきましょう。

クロサイ(black rhinocerosの日本語訳。意味がわからなくても焦らず読み進めてください)はかつて歩き回っていた/アフリカ大陸の大部分を。/しかし今日、/それは絶滅危機種となっている/違法な狩りによって。/そのサイは特に傷つきやすい/なぜなら彼らの鼻はとても繊細であるにも関わらず/彼らはとても視力が弱いから。/(その結果)、ハンターは彼らに近づくことができる/気づかれることなく/匂いを運ぶ風が吹いていない限り/その動物の方向に。

STEP.3
選択肢を読む
①さもないと、そうでなければ
②その代わりに
③その結果
④同様に
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 

いきなり「black rhinoceros」とかって意味分かんない単語がでてきて焦っちゃうんですけど
英検の長文ではよくあるパターンです。
ポイントは、焦らず読みすすめることです。英検の長文では、見たことのない難しい単語や固有名詞は読みすすめることで意味がわかってくるようにできています


(30)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
第2パラグラフから2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
行動科学の研究者たち/どのようにサイはそういう状況を避けるのかを調査している/は、気づいた/普通ではない関係に/red­billed oxpeckersと呼ばれる鳥との。/その鳥は鋭い視力を持ち、/シューという音を立てる/もし彼らが驚異を感じたら/動物が近づいてくる。/彼らはサイに引き寄せられる/その小さな生物のせいで/サイの肌に住むダニとして知られる、/そしてそのoxpeckersはしばしばその動物の背中に座って/彼らをつつく/生物を探している間。/鳥がとまったサイは観察された/感知する可能性がとても高いと/近づいてくる脅威に対する。/ゆえにその研究者たちは信じている/その(鳥たちはサイに警告のサインを発している)と。/このことは説明するかもしれない/なぜサイがoxpeckersの存在を我慢しているかを。
STEP.3
選択肢を読む
①サイは鳥を怖がる
②鳥たちはサイに警告のサインを発している
③サイの生存は鳥に脅かされている
④鳥たちはダニを惹きつけている/サイに
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:②
今回の文章には、難易度の高い単語がたくさん出てますね。「tick(ダニ)」「peck(つつく)」「perch(とまり木に止まる)」などなど。

でも、大事なことはひとつ

流れを理解する、ですよね
そう。サイの皮膚にとまる鳥が、食べ物を得る代わりに危険を知らせてあげる役割を担って、いわゆる「win-win」の関係になっている、という流れが理解できれば正解は選べるはずです

ポイント繰り返しますが、長文の穴埋め問題では、文章の「流れ」を理解することが重要です。とくに穴埋め部分の「前後一文の精読」を意識して論理の「流れ」をつかんでください

(31)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
短文を穴埋めする問題だということがわかる
STEP.2
つづきから3問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

近年では、/(oxpeckersは消えつつある)、/このことはサイにとって悪いニュースである。/oxpeckersがエサにするダニはまた牛にも住み着いている/しかし、農家は殺虫剤を使っている/その生き物(=ダニ)を殺すために。/多くのoxpeckersは殺されている/これらの毒のあるダニを食べることによって、/そしてその結果、/それらの数はどんどん少なくなっている、/サイが生きる地域を含む。/しかし、生態学者たちは信じている/oxpeckersを再び紹介することは不可欠かもしれないと/サイの個体群を保護するために。

STEP.3
選択肢を読む
①動物保護法は弱くなっている
②oxpeckersを狩りすることは違法になっている
③そのダニは穀物にとって便利だと証明された
④oxpeckersは消えつつある
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④
穴埋め部分の直後に「which has been bad news for the rhinos.(このことはサイにとって悪いニュースである)」とあります。
この前の段落までで、「サイとoxpeckersはお互いに利益を与えあってwin-winの関係にある」と書かれているわけなので、この時点で④が正解だろうとわかります

ちなみ「oxpeckers」は「キツツキ」のことなんですね。でもこれがわからなくても、問題は解けちゃうんですね
英検準1級合格の目安は、正解率60%程度といわれています。
穴埋め問題でいうと、全6問中4問は正解したいところです。がんばりましょう!