今回は、英検2級と準1級の合格に役に立つ、私トモが使ったおすすめの参考書を紹介します。
あなたの受ける級にあわせてお読みくださいね。
今日の講義の流れ
英検2級合格におすすめの参考書
英検2級に合格するためのベースとなる、必ず用意しておきたい必須の参考書は3種類あります。
それは以下の3つです。
- 単語帳
- 過去問
- ライティング対策書
当然ですが、「英検2級に合格」するためには、英検2級の出題傾向や特徴にあわせた勉強をしなくてはいけません。
たとえば単語帳ひとつとっても、「大学受験に特化した単語帳」と「英検2級用の単語帳」では、載っている単語に違いがあります。(大学受験と英検2級は、比較的重なっている部分も多いですが)
なので、
あなたの今のゴールが「英検2級に合格すること」なのであれば、やっぱり英検2級用の単語帳を使うほうが効率的だということです。
具体的に見ていきましょう。
英検2級合格におすすめの単語帳
これは多くの方がオススメしている単語帳ですが、間違いなく英検合格には不可欠な単語帳です。
この単語帳に載っている単語の、少なくとも8割程度は頭に入れてから過去問等、つぎの参考書に移りましょう。
過去問で実力を上げようと思っても、そもそも基礎である単語が頭に入っていない段階だと、その上の応用の力はつきようがありません。
英検2級のおすすめ過去問
パス単で8割方の単語を覚えたら、いよいよ過去問に入りましょう。
といっても、過去問は過去問ですので、どの出版社からでているものであっても基本的には変わりありません。
問題はどれも同じですからね。
解説のくわしさも、それほど大きな差はなかったりします。
そこで、わたしは以下のポイントを重視しました。
- 多くの過去問が収録されている
- CDがついている(リスニングの勉強のため)
- 価格が良心的
特に、リスニングの勉強をするために、「CD付き」であることは絶対です!
CDがない過去問集や、あっても別売りになっていて価格が高くなる本もありますので注意してください。
これらの点から選ぶと、「全6回分の過去問」が載っていて「CD3枚」がついていながら税込2,000円ちょっとと価格も抑えられているコチラの過去問がベストです。
英検2級ライティング対策におすすめの参考書
ライティングについては
- これまで主にTOEICなどで英語学習をしてきた方はなじみがなく、どう手を付けてよいかわからない
- 学生の方は、英作文のセオリーなどについては授業でも教わらないため、何を書けばいいのかわからない
というパターンの方が多いと思います。
具体的な対策法については以下の記事で、かなりくわしく解説していますのでご覧いただければと思います。
ライティングは「型稽古」ですので、参考書については、サンプルとして模範解答がたくさん載っているものが最適です。
模範解答を読んで、何度か書き写すことで、構成やリズムが体に染み込むので、比較的短時間であなたの得点源にすることができるはずです。
わたしがじっさいに使って、あなたに自信をもっておすすめするのはコチラの参考書です。
この本は、
- 前半:英作文に必要な基本的な英文法
- 後半:ライティングのセオリーと模範解答
の2部構成になっています。
そして、後半のライティングの解説では
ライティングの基本的な法則のほか、
「英検2級」や「英検準1級」など、個別の出題形式にあわせた解説が載っているのが素晴らしいです。
ですので、
試験までもう1週間しかない!など、あまり時間のない方は後半のみをやるだけでも効果があります。
ライティングの模範解答では、答えが「賛成」の場合と「反対」の場合の2パターンをすべての問題で掲載してくれているので、非常に勉強になります。
それ以上時間のある方であれば、一度前半をひと通り読んでみてください。
これまでふわふわ理解していた文法が、カチッと理解できる瞬間が訪れるはずです。
お恥ずかしいのですが、目からウロコの落ちた私自身のケースを紹介すると、
以下の写真の上部にある「look」の意味の解説部分。
要は、「look」の意味は「見る」ではなく「(…の状態)に見える」が正しい、という部分です。
この説明のおかげで
he looks happy.
のような、いわゆるSVCで使われる「look」の理解ができるようになりました。
(「見る」という意味になる場合は「look at」と前置詞を伴う必要があります)
こんなふうに、基礎的ではあるけれど、なんとなくフワフワしている文法知識が一気にクリアになる、という経験が
この参考書の中で何度もありました。
ライティングの対策がバッチリできることに加えて、基礎文法のツボが簡潔にまとめられている
1冊で何役にもなるこの参考書は本当におすすめです。
英文法の知識に不安のある方におすすめの参考書
英検2級に合格するための参考書は、基本的に上記で紹介した3冊で十分です。
ただ、基本の文法知識に不安がある方は、「キク英文法」という文法書を一冊、手元においておくことをおすすめします。
この文法書が優れているのは、「時制」「形容詞」「仮定法」など
- 文法項目が適切に分けられていることで
- 基本文法を体系立てて、ひと通り学ぶことができる
- 加えて、端的でありながら、必要十分な解説が載っている
という点です。
これにより、過去問を解く中でわからない文法項目がでてきたとき、辞書的な使い方をしてすばやく簡単に、その文法のキモを確認することができるんです。
ただ、すでに文法書をもっているという方はあえて買う必要はありません。
英検2級合格におすすめの参考書は以上になります。
英検準1級合格におすすめの参考書
英検準1級に合格するためのベースとなる、必ず用意しておきたい必須の参考書は3種類あります。
それは以下の3つです。
- 単語帳
- 過去問
- ライティング対策書
当然ですが、「英検準1級に合格」するためには、英検準1級の出題傾向や特徴にあわせた勉強をしなくてはいけません。
当然ですが、「TOEIC用の単語帳」と「英検準1級用の単語帳」では、載っている単語に違いがありますよね。
あなたの今のゴールが「英検準1級に合格すること」なのであれば、やっぱり英検準1級用の単語帳を使うほうが効率的だということです。
具体的に見ていきましょう。
英検準1級合格におすすめの単語帳
これは多くの方がオススメしている単語帳ですが、間違いなく英検合格には不可欠な単語帳です。
この単語帳に載っている単語の、だいたい8割程度は頭に入れてから過去問等、つぎの参考書に移ることが望ましいです。
じつは英検準1級までくると、試験の質として、2級までとの本質的な違いはありません。
唯一、リスニングはレベルが格段に上がるんですが、それ以外は長文がすこし長くなる、とかいう程度です。
では、どこで差別化されているのか。
それは語彙力です。
単純に、準1級レベルの単語を知っているかいないかで、2級との差別化がされているといってもいいくらいです。
この通称「パス単」をつかって、英検準1級合格のキモの力を手に入れてください。
英検準1級のおすすめ過去問
パス単で8割方の単語を覚えたら、いよいよ過去問に入りましょう。
といっても、過去問は過去問ですので、どの出版社からでているものであっても基本的には変わりありません。
問題はどれも同じですからね。
解説のくわしさも、それほど大きな差はなかったりします。
そこで、わたしは以下のポイントを重視しました。
- 多くの過去問が収録されている
- CDがついている(リスニングの勉強のため)
- 価格が良心的
特に、リスニングの勉強をするために、「CD付き」であることは絶対です!
CDがない過去問集や、あっても別売りになっていて価格が高くなる本もありますので注意してください。
これらの点から選ぶと、「全6回分の過去問」が載っていて「CD3枚」がついていながら税込2,000円ちょっとと価格も抑えられているコチラの過去問がベストです。
英検準1級ライティング対策におすすめの参考書
ライティングについては
- これまで主にTOEICなどで英語学習をしてきた方はなじみがなく、どう手を付けてよいかわからない
- 学生の方は、英作文のセオリーなどについては授業でも教わらないため、何を書けばいいのかわからない
というパターンの方が多いと思います。
具体的な対策法については以下の記事で、かなりくわしく解説していますのでご覧いただければと思います。
>>>英検準1級「ライティング(英作文)」の勉強法を徹底解説
ライティングは「型稽古」ですので、参考書については、サンプルとして模範解答がたくさん載っているものが最適です。
模範解答を読んで、何度か書き写すことで、構成やリズムが体に染み込むので、比較的短時間であなたの得点源にすることができるはずです。
わたしがじっさいに使って、あなたに自信をもっておすすめするのはコチラの参考書です。
この本は、
- 前半:英作文に必要な基本的な英文法
- 後半:ライティングのセオリーと模範解答
の2部構成になっています。
そして、後半のライティングの解説では
ライティングの基本的な法則のほか、
「英検2級」や「英検準1級」など、個別の出題形式にあわせた解説が載っているのが素晴らしいです。
ですので、
試験までもう1週間しかない!など、あまり時間のない方は後半のみをやるだけでも効果があります。
ライティングの模範解答では、答えが「賛成」の場合と「反対」の場合の2パターンをすべての問題で掲載してくれているので、非常に勉強になります。
それ以上時間のある方であれば、一度前半をひと通り読んでみてください。
これまでふわふわ理解していた文法が、カチッと理解できる瞬間が訪れるはずです。
お恥ずかしいのですが、目からウロコの落ちた私自身のケースを紹介すると、
以下の写真の上部にある「look」の意味の解説部分。
要は、「look」の意味は「見る」ではなく「(…の状態)に見える」が正しい、という部分です。
この説明のおかげで
he looks happy.
のような、いわゆるSVCで使われる「look」の理解ができるようになりました。
(「見る」という意味になる場合は「look at」と前置詞を伴う必要があります)
こんなふうに、基礎的ではあるけれど、なんとなくフワフワしている文法知識が一気にクリアになる、という経験が
この参考書の中で何度もありました。
ライティングの対策がバッチリできることに加えて、基礎文法のツボが簡潔にまとめられている
1冊で何役にもなるこの参考書は本当におすすめです。
英文法の知識に不安のある方におすすめの参考書
英検準1級に合格するための参考書は、基本的に上記で紹介した3冊で十分です。
ただ、基本の文法知識に不安がある方は、「キク英文法」という文法書を一冊、手元においておくことをおすすめします。
この文法書が優れているのは、「時制」「形容詞」「仮定法」など
- 文法項目が適切に分けられていることで
- 基本文法を体系立てて、ひと通り学ぶことができる
- 加えて、端的でありながら、必要十分な解説が載っている
という点です。
これにより、過去問を解く中でわからない文法項目がでてきたとき、辞書的な使い方をしてすばやく簡単に、その文法のキモを確認することができるんです。
ただ、すでに文法書をもっているという方はあえて買う必要はありません。
英検準1級合格におすすめの参考書は以上になります。
合格に向けて、がんばってくださいね!