こんにちは。トモです。
今回は、英検の二次試験(面接)で使える便利な単語やフレーズについて紹介していきますね。
英検の二次試験というのは、英会話ではなく、スピーキングの試験です。
なので、「あいづち」や「共感」など、コミュニケーションを円滑にするための単語やフレーズはあまり必要ではありません。
大切なのは
- あなたの考えを伝え
- その理由を話す
ことです。
実は、そのために必要な英語って、それほどたくさんの種類はないんですよ。
いくつかの表現を覚えているだけで、グッとそれらしく話すことが可能です。
これに加えて、
- スラスラ英語が口から出てこない場合
- 不自然な「沈黙」を避けたい場合
などに使える表現を覚えておくことも、とても大切です。
とくに不自然な沈黙などは、面接官への印象もそうですし、あなた自身のメンタルを保つためにもできるだけ避けたいですよね。
今回紹介するフレーズや表現を身につければ、あなたが英検の二次試験面接に合格する、とても大きな力になってくれるはずです。
それでは始めましょう。
英検の面接でやってはいけないこと
まず、「英検の面接で使える便利な単語やフレーズ」を学ぶ前に、あなたにぜったいに知っておいてもらいたいことがあります。
それは、面接では
- 沈黙しない
- 日本語を話さない
この2つです。
なぜなら、これらは採点上で減点対象となるからです。
こういった減点を防ぐためには
質問がわからなかったり、考える時間が必要だったりするときに使う言葉を、事前に用意しておくことがポイントです。
では、いよいよ用意しておくべき単語やフレーズを紹介していきますよ。
返事
面接官からの指示や問いに対しては、それがちゃんと伝わっていることを示すために、返事をしましょう。
とはいえ、何も難しいことはありません。
- Yes
- All right
このどちらかを使えばOKです。
面接官の話に対して、無言でいたり、ただうなづくだけだったりでは、やっぱり印象が良くありませんよね。
二次試験の採点項目では「態度(attitude)」という項目もあります。
小さなことですが、気持ちよい返事を心がけましょう。
話し始めのフレーズ・定型文
面接官からの質問のパターンはほとんど決まっています。
代表的なことろでは
「What do you think about that ?(あなたはこのことについて、どう思いますか)」
といった類の質問です。
こういった、あなたの意見を求められている質問に対しては、以下のように話し始めればOKです。
- I think that ~
- I believe that ~
- In my otinion,
話し始めのフレーズは、例をあげ始めればキリがないほどたくさんありますが、
ポイントは、
- あなたが使いやすいお気に入りのフレーズをひとつ
- 単調になりすぎないために使う、プラスアルファの表現をひとつ
の2つを完璧に自分のものにすることです。
たくさん候補がありすぎると、どのフレーズを使うかで無駄に迷ってしまうので、あらかじめ2つに絞って、あなたの得意パターンで勝負するようにしてください。
個人的におススメなのは、
「I think」「I believe」のどちらかひとつと、プラスアルファとして「In my opinion」の組み合わせがバランスが取れていてベストだと思います。
言葉に詰まったときに使えるフレーズ
面接では、よどみなく英語がスラスラ出てくる、なんてことはないと思います。
少々言葉に詰まることぐらい、なんの問題もありません。
ただ、そんなときでも
「無言で考えている」状態は避けたいんですね。
面接官が受ける印象があまり良くないからです。
とりあえず言葉に詰まってしまったときは、「今考えてますよ」という意思表示も含めて
- well…
- Let me see…
といった表現を使ってください。
ADVANCED EXPRESSION
「well」「let me see」でも十分ですが、特に英検準1級以上など、さらにもう少し「考えてる感」を出したいという方は、以下の表現にもチャレンジしてみてください。
より、「意見はちゃんとあるんだけど、どう伝えれば一番伝わりやすいかなぁ」感がでます^^
・How can I say…
・What should I say…
聞き返すときに使えるフレーズ
質問や面接官からの指示がよく聞きとれなかったときに、使えるフレーズです。
日本語で言えば「すいません。もう一度お願いできますか?」といったニュアンスですね。
これもいくらでもバリエーションがありますが、
バリエーションがありすぎるゆえに、逆に頭の中で複数の表現が浮かんでしまい、瞬間的に口から出てこないという恐れがあります。
ポイントは、
あなたが一番使いやすいフレーズをひとつ、いつでも話せるように口になじませておくということです。
- I beg your pardon?
- I’m sorry but could you say that again please?
どちらでもけっこうですので、口になじみやすい方を何度もくりかえし、
頭で考えるより先に、口が勝手に動く程度まで練習しておいてください。
英検の面接だけでなく、もちろん日常会話でも使えるので、この機会にぜひあなたのモノにしてしまいましょう!
話をまとめたいときに使えるフレーズ
面接官から質問されたことについて、
これまで紹介してきた表現を使いながら答えるわけですが、
当然、ネイティブのようにスラスラとは答えられませんよね?
つっかえつっかえ、つぎはぎをくり返しながら話すというのが実情だと思います。
そんなときでも、
とりあえず、いろいろ言ったけど、つまりは、こういうことです!
と、なかば強引に結論にもっていくことも必要です。
グダグダになって、そのままフェードアウトするのではなく、自分の考えの結論については、しっかり伝えるということです。
これだけで、面接官が受ける印象というのは全然変わります。
そんなときに役立つ表現として
- Anyway,
- That is why
といった一言を覚えておいてください。
・Anyway, I think that more people will buy secondhand goods in the future.
(とにかく、そういったことで、私は将来的に、より多くの人が中古品を買うようになると思います。)
・That is why I think that many people work abroad more.
(そういうわけで、私は多くの人が海外で働くようになると思います。)
という感じで、まとめることができます。
とても便利な表現です。
まとめ
くりかえしますが、
英検の面接では、スラスラ流れるように英語を話す必要はありません。
ここまでお伝えしたような定型的な表現をあなたのモノにして、自然と口をついて出るまで練習してください。
一次試験に合格したあなたなら、絶対にできます。
あなたの英検合格を応援していますので、がんばってくださいね!