<NEW>過去問の解説はこちら

英検準2級「ライティング(英作文)」の勉強法を徹底解説

英検準2級 ライティングの勉強法

こんにちは。Tomoです。

今回の講義は、英検準2級のライティング「英作文」の対策です。

ていうか、単語覚えたりでライティングまで手が回りません…
それは不合格者の典型パターンですね

……わりと頻繁に思うんですけど、先生ってグサっとくること平気で言いますよね
失礼。ただ、ライティングは型を身につければ得点源になるんですよ。一緒にがんばりましょう


英作文については

  • 英作文の基礎・セオリーなどについては授業でも教わらないため、何を書けばいいのかわからない
  • 自分の考えを補強する「理由」が思いつけない

というパターンが多いと思います。

ですが、恐れる必要はまったくありません。

なぜなら、
英検準2級の英作文問題は、文字数も50〜60語程度とそれほど長くなく、

きちんとツボを押さえて書きさえすれば、確実にあなたの得点源になるからです。

必要なのは、決まったパターンに当てはめて書くための「形稽古(かたげいこ)です。

その「型」についても、くわしく説明していきますからついてきてくださいね。

それでは、はじめましょう。

英検準2級のライティング(英作文)の出題形式

まずは、出題形式を知りましょう。

英検準2級のライティング(英作文)については、毎回決まった形で出題されますので、これを理解しておくことは必須です。

基本的に、出題形式は以下のとおりです。

  • QUESTION(質問)が与えられる
  • そのQUESTIONについて、あなたの意見を
  • 2つの理由を示して
  • 50~60語で書く

というものです。

参考に、過去の問題を紹介しますね。

【QUESTION】
Do you think it is good for children to watch TV?

出題は以上で、とてもシンプルです。

このQUESTIONに対するあなたの意見を、「理由を2つ示して」「50〜60語で」書く、ということですね。

では、いよいよ具体的な対策に入っていきましょう。

英検準2級のライティング(英作文)の対策

冒頭でもお話ししましたが、英検2級のライティングは「形稽古」です。

かたげいこ、ですか

定型の、お決まりのパターンにそって書いていけば点がとれるということです。
(じつは、英検に限らず、英語の論述文すべてにこの「型」は適用可能です。)

英検準2級のライティングを解くための具体的な手順は、以下のとおりです。

  1. 自分の意見(賛成か反対か)を決める
  2. 理由を2つ考える
  3. 構成に当てはめて書いていく

ひとつずつ、くわしく見ていきましょう。

自分の意見(賛成か反対か)を決める

せっかくなので、さきほど例に挙げた問題をじっさいに解いていく形で説明していきますね。

【QUESTION】
Do you think it is good for children to watch TV?

QUESTIONの内容は、
子どもたちがテレビを見ることはいいことだと思いますか?
というものですね。

ここで、ひとつポイントがあります。

解答するあなたの意見は、かならずしもあなた自身の考えでなくてもかまいません。

え? ライティングって自分の意見を書くものじゃないんですか
はい、違います。ライティングではあなた自身の意見は求められていません

ここはとても重要なポイントです。

試験における英作文では、あなた自身の意見は求められていません。

「英作文」という試験において見られているのは、

  • あなたの考えが正しいか正しくないか、ではなく
  • あなたの考えを「矛盾なく」説明できているかどうか

なんです。

なので自分の意見(賛成か反対か)を決めるにあたっては、「『2つの理由』を筋道立てて書きやすい方を選ぶ」というのが鉄則です。

POINT
主張の内容は関係ない。ポイントは「論理的か(矛盾がないか)どうか」

たとえば今回のQUESTIONで考えると、

仮に、あなた自身は「普段テレビはまったく見ない」人だとしましょう。

普通に考えると、普段テレビを全く見ない人は「テレビなんて見る必要ない」と考えて、今回の質問にも「NO」で答えなければいけない、と考えるかもしれません。

ですが、英作文の試験では、そうではないんです。

自分自身はテレビは全く見ないんだけど、テレビを見るのはいいことだという意見のほうが、作文しやすいなとおもったのであれば、「YES」で答えてまったく問題ないんです。

そうです。

ここでのポイントは、「2つの理由」を書きやすい方を選ぶということなんです。

理由を2つ考える

たとえ普段自分はテレビを見なくても、

  • テレビのニュースは勉強になる
  • 好きな番組を見ると楽しい気分になる

と言った感じで、テレビの良い点が2つ見つかって、英文もかけそうだなと感じたのであれば

QUESTIONの「子供がテレビを見るのはいいことだと思いますか?」には「YES」で答えたほうがいい、ということです。

注意
この2つの理由に、ぜったいの正解はありません。
たとえば、「テレビのニュースは勉強になる」と書こうとして、「でも、スマホでもニュースは見れるから、これじゃあテレビがいい理由にはならないかも」などと細かいことを考える必要はない、ということです。

あなたの意見が完璧かどうかは関係ありません。

その考えを、フォーマットにのっとって矛盾なく、論理的に説明できていれば点はもらえるんです

細かい点を気にしすぎて、肝心の英文を書き始められないという状態だけは避けるよう、意識してくださいね。

構成に当てはめて書いていく

ここまでで、

  • 自分の意見(賛成か反対か)
  • その2つの理由

を考えました。

ライティング(英作文)する上での材料はそろったということです。

あとは、50~60語程度で英文を書いていくだけになります。

先ほどからお話していますが、英文を書く際には、決まった構成・セオリーがあります。
英検の英作文を書く上でも、この構成をふまえておくことはとても大切なポイントです。

【英作文の基本構成】

 

・序論(イントロダクション・introduction)
・本論(ボディ・body)
・結論(コンクルージョン・conclusion)

この構成を、英検準2級のライティング用にまとめると、以下のようになります。

英検準2級ライティング概要

スッキリして、わかりやすい

ライティング(英作文)といっても、準2級はせいぜい60語程度ですから、それぞれのパートで1文ずつ書ければ十分なんです。

さらに、
各パートで使うキーワードを配置してあげると、より英文の骨格がつかみやすくなります。

【英検準2級英作文のフォーマット(定型文)】

英検準2級ライティング詳細

あれ。なんか私にも書けるような気がしてきた!

それぞれのパートのキーワードをもう少しくわしく補足しますね。

序論では

I think that~(または I don’t think that~)などの書き出しで、自分の立場(意見)を、簡潔かつ明確に示す

また、本論への誘導として、
I have two reasons.
の定型文を置けば、イントロダクションは完璧です。

本論では

First、Second、などの書き出しで、序論で述べた自分の立場を支える、2つの理由を書きます。

最後に結論として

That is why~、Therefore、などの書き出しで、序論で述べた自分の立場をあらためて示し、まとめる

かなり、英検準2級のライティングの方向性が見えてきましたよね。

この構造をしっかりイメージできていれば、英検準2級のライティング(英作文)は全然むずかしくありません


では、この構造をふまえた英文を、じっさいに、先ほどの問題の解答サンプルとしてお見せします。

【TOPIC】
Do you think it is good for children to watch TV?

<解答例>
I think that it is good for children to watch TV. I have two reasons.

First, we can watch the news programs on TV. In my experience, they are very understandable for children.

Second, watching TV is very fun. It gives children a happy time.

That is why, I think that it is good for children to watch TV.

 

<訳>
わたしは、子どもたちがテレビを見ることはいいことだと思います。
それには2つの理由があります。

ひとつは、テレビではニュース番組を見ることができるからです。
私の経験から、それらは子供にとって、とてもわかりやすいです。

ふたつめは、テレビを見ることは楽しいからです。
それは子どもたちに楽しい時間を与えてくれます。

こういった理由で、わたしは子どもたちがテレビを見ることはいいことだと思います。

さっきのフォーマットを使えば、けっこう簡単に書けそう!

まとめ

英検準2級のライティングは「形稽古」だと理解して、先ほど説明した以下の骨格

英検準2級ライティング詳細

に当てはめて書けるよう、何度も練習してください。

これだけで、合格に十分な点を確保することができます。

仕上げに:制限時間を体感しておく

「単語(語彙)問題」や「長文読解問題」などの対策でもお話ししていますが、

ライティング(英作文)においても「制限時間の体感化」は必須です。

とくに英検準2級においては、ライティングのあとに控えている「リスニング」は、事前に問題を「先読み」しておくだけで、格段に正答率が上がるので、そのためにも、じゅうぶんな時間を確保しておきたいです。

これは、制限時間を「頭で理解する」のではなく、「体感できている」状態にしておくことで可能になります。

POINT
制限時間を「頭で理解する」のではなく、「体感」しておく

具体的にお話ししましょう。


英検準2級における、リーディングとライティングをあわせた、いわゆる「筆記」全体での解答時間は75分です。

筆記全体での解答時間の理想的な配分は、おおよそ以下のとおりとなります。

英検準2級ライティング時間配分

上記のとおり、大問5英作文(ライティング)は20分程度で終える必要があります。

20分…長いのか短いのかピンとこないなぁ
なので、練習して体感しておくことが重要なんです

この「ライティングに充てられる制限時間」を体感しておくことが、試験当日のペース配分、メンタルの落ち着きに大きく寄与します。

「ペース配分」「メンタルの安定」は合格に直結する要素です。

英検準2級のおすすめ参考書

ここまで読んでいただいたあとは、練習問題をこなして経験を積むのみです。

以下の参考書はとてもよくまとまっていますし、「練習問題」→「模擬テスト」へとステップアップしていく構成になっていますので

確実に力がつくと思います。

ぜひ練習を重ねて、英検準2級の合格を勝ちとってください。

それでは、英検準2級の合格に向けてがんばってください。応援しています!