英検準2級「新ライティング(Eメール問題)」の対策を徹底解説

英検準2級Eメールライティング

こんにちは。トモです。

今回の講義は、英検準2級のライティング「Eメール問題」の対策です。

ただでさえ、単語覚えたりでライティングまで手が回らないのに「Eメール問題」まで追加されて絶望しかないんですけど…
えーっと、、それは不合格者の典型パターンですね

……またグサっとくること平気で・・
失礼。ただ普通の英作文同様、Eメール問題もパターンを理解すれば必ず得点源になります。一緒にがんばりましょう


新しく始まった「Eメール問題」については

  • そもそもどんな問題が出るの
  • どんな答えが高得点になるのか基準がわからない

という方も多いと思います。

ですが、恐れる必要はまったくありません。

なぜなら英検準2級のEメール問題は、型が決まっており、 きちんとツボを押さえて書きさえすれば、確実にあなたの得点源になるからです。

必要なのは、決まったパターンに当てはめて書くための「型稽古(かたげいこ)です。

その「型」についても、くわしく説明していきますからついてきてくださいね。

記事の終わりには、私があなたの書いた英文を添削させていただくサービスも紹介します

たしかに、書き方がわかっても自分の書いた英文が合格レベルなのかって人に見てもらわないとわかんないんですよね…
まずは書き方の基本を学び → その後、専門家に添削を依頼して合格レベルにもっていく、という流れが効率的ですよ

それでは、はじめましょう。

英検準2級のライティング(Eメール問題)の出題形式

まずは、出題形式を知りましょう。

英検準2級のライティング(Eメール問題)は、毎回決まった形で出題されますので、これを理解しておくことは必須です。

出題イメージは以下の通りです。

新形式Eメール問題

引用:https://www.eiken.or.jp/eiken/2024renewal/pdf/4_grade_p2_w.pdf

ポイントは

  • もらったメールに返信を書くというシチュエーションで
  • メール中でされる質問に答え
  • さらに下線部に対して2つ質問をして
  • 40~50語で書く

というものです。

一見難しく見えるかもしれませんが、これまで準2級の筆記やリスニングの勉強をしてきたあなたにとっては

レベル、難易度自体は高くないということをまずは認識してください。

大事なのは「慣れ」です。

ということで、いよいよ具体的な対策に入っていきますよ。

英検準2級のライティング(Eメール)の対策

冒頭でもお話ししましたが、英検準2級のライティングは「形稽古」です。

かたげいこ、ですか

英検側が求めているパターンに則って書くことが大切だということです。

では何が求められているのか、その具体的な手順は、以下のとおりです。

  1. メールの内容に対するリアクションを書く
  2. 下線部に対する質問を2つ書く
  3. メール内で聞かれた質問に答える
  4. 「3」の理由を書く

ひとつずつ、くわしく見ていきますよ。
ついてきてくださいね。

メールの内容に対するリアクションを書く

せっかくなので、さきほど例に挙げた問題をじっさいに解いていく形で説明していきますね。

このメールの内容は、
親からロボットのペットを買ってもらった(本当は本物の犬が欲しかったけど、世話が大変だからロボットペットになった)というものですね。

これに対して、まずリアクションを書くわけです。

たとえば…

  • It’s great that you got a robot pet!

  • It’s wonderful that you got a robot pet!

などと書きます。
(どちらも「ロボットペットを手に入れられたなんて素晴らしいね!」といった意味です。)

この最初のリアクションでは、いろんなメールで活用できそうなパターンをいくつか用意しておくと便利ですよ

参考にいくつかまとめておきますね。

最初のリアクションパターン例・It’s great that 〜 !(〜なんてすごいね)
・It’s wonderful that 〜 !(〜なんて素晴らしいね)
・I’m happy to hear that 〜 .(〜と聞いてうれしいです)
・I’m surprised to hear that 〜 .(〜と聞いて驚いています)
・I’m sorry to hear that 〜.(〜と聞いて残念です)
 

このパターンを覚えちゃって、本番の内容に合わせて「〜」の部分だけ変えれば簡単ですね!
はい。とても役に立つはずですよ

では次の内容にすすみましょう。

下線部に対する質問を2つ書く

下線部は主に名詞で、今回の文では「a robot pet」でしたね。

つまり
親から買ってもらった「ロボットペット」に対して、具体的にどんなロボットペットなのか、詳しく聞く質問をすればいいってことです

たとえば

  • What color is your robot pet?(色)
  • How large is that robot?(大きさ)
  • Did you name your robot?(名前つけたの?)

などなど、シンプルで簡単な英語を使った質問で十分です。

*ちなみに今回のメールではロボットペットの写真を添付してくれているので「What color 〜?」以外の質問の方が良いと思いますが、要は、こんなふうに「シンプルかつ簡単な英語力でOK」ということです。

どうですか? そんなに難しくなさそうですよね?

たしかに。シンプルに、書ける英語だけ書いていけば形にはなりそうです

さあ、どんどんすすみますよ!

メール内で聞かれた質問に答える

ここまでで、

  • 相手のメールへのリアクション
  • 下線部に対する2つの質問

を書きました。

あとは、メールに書いてある質問に答えればいいだけです。

先ほどからお話していますが、準2級のライティングを書く際には難しい単語や構文を使う必要はありません

聞かれている質問は「ロボットペットは充電が長く持たない」という話があったあとの

Do you think that robot pets will improve in the future?(ロボットペットは将来的に改善すると思いますか)」でしたね

これに対して、例えばどんなふうに答えれば良いかというと…

  • About your question, I think that robot pets will improve in the future. 
  • As for your question, I don’t think robot pets will improve in the future.

などと、まずは端的に書けばOKです。

文のはじめに「About your question,」「As for your question,」と書かれているのに気が付きましたか?

これは「あなたの質問のことなんだけど」といったような意味で、文の話題を変えるときに使える表現です。

この前の文で、こっちから2つ質問をしてるから、その話題を変えるために「ところで、あなたの質問に対する答えなんだけど」みたいなニュアンスを出せるってことですね
そのとおり!

さあ、あとは理由を書くだけです。

最後のステップにすすみましょう。

理由を書く

たとえば、質問に対する答えとして

「About your question, I think that robot pets will improve in the future. (あなたの質問に関してですが、私はロボットペットは将来的に改善すると思います)」と答えたとしましょう。

その理由を簡単に書けばいいんです。

「ロボットペットは充電が長く持たない」という話があったあとなので、例えば

  • Technology is developing day by day. That is why I believe we will be able to use them for a longer time.(技術は日々発展している。そのため、私はそれらをもっと長く使えるようになると思う)

などと書くことが可能です。


最後に、ここまで書いた解答例をまとめておきますね。

<解答例>

 

It’s great that you got a robot pet!

How large is that robot pet? Did you name it?
About your question, I think that robot pets will improve in the future. Technology is developing day by day. That is why I believe we will be able to use them for a longer time.

 

<訳>
ロボットペットを手に入れたなんてすごいね。
そのロボットペットはどれくらい大きいの?それに名前はつけた?
あなたの質問に関してなんだけど、私は将来ロボットペットは改善すると思います。技術は日々発展しています。だからそれはもっと長時間使えるようになると思うんだ。

ということで

英検準2級のライティング(Eメール問題)の対策・勉強法は以上です。

こうしてみると、たしかにちょっと練習すれば私にも書けそうな気がする…!
そうなんです。繰り返しになりますが、ここまで筆記やリスニングの勉強を続けてきたあなたなら、対策さえすればそれほど難しい問題ではないんです

ここまでの内容を繰り返し読んで、練習して、ぜひ準2級の合格を勝ち取ってくださいね!

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