こんにちは。Tomoです。
今回は、英検2級の過去問徹底解説シリーズの2020年第2回・大問1「語彙・単語問題」編です。
英検の語彙問題では、解く際の流れを自分のモノにすることで、
- 正確に解くことに加え
- 時間の短縮
が可能になります。
英検2級の語彙・単語問題の解き方のコツなどは以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方は先にご覧ください。
上記の記事で、解き方について学んだら、いよいよ過去問の演習に入りましょう。
思考の流れに沿ってくわしく解説していきますよ!
英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(1)〜(5)
(1)
②substitutes:(名詞)代理
③decades:(名詞)数十年間(decadeで10年間)
④critics:(名詞)批評家
勘のいい方であれば、「科学の基本原理」となる①がしっくりくることがこの時点でわかります。
こういった解き方のコツは以下の記事でまとめていますので、この方法をマスターしてから過去問にすすむのが効果的です。
>>>英検2級「語彙問題」の勉強法を徹底解説
(2)
②steady:(形容詞)固定された、継続的な
③pleasant:(形容詞)魅力的な、気持ちよい
④awkward:(形容詞)きまりの悪い、気まずい
全文を読まなくても、最後の一文「彼は( )と感じたので、早く帰った」から④しか当てはまらないことがこの時点でわかります。
(3)
②loan:(名詞)ローン、融資
③unit:(名詞)単位、一人(一個)
④pile:(名詞)ひと山、積み重ね
「student」に続く語としては②「loan」ぐらいしか当てはまらないことがこの時点でわかります。
(4)
②measuring:(動詞ing形)測定する
③arresting:(動詞ing形)逮捕する
④greeting:(動詞ing形)挨拶する
「translate A into B(AをBに翻訳する)」の典型的な使い方で、①が正解だとこの時点でわかります。
(5)
②obviously:(副詞)明らかに、当然ながら
③commonly:(副詞)一般的に
④separately:(副詞)別々に
この時点では確定はできませんが、②が一番しっくりくるかなということはわかります。
英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(6)〜(10)
(6)
②trap:(名詞)罠
③index:(名詞)インデックス(索引)、指標
④soil:(名詞)土、土壌
「garden(庭)の( )」ですから、④「土、土壌」が一番しっくり来そうなことがこの時点でわかります
(7)
②figure:(名詞)人物、数字
③survey:(名詞)調査
④purpose:(名詞)目的
穴埋め付近だけでは確定できないので問題文全体を読んでいきます
(8)
②revealed:(動詞のed形)明らかにした
③insisted:(動詞のed形)主張した
④reported:(動詞のed形)報告した
後半に「should(〜すべき)」があることから、③が正しそうなことが予測できます。
(9)
②spoil:(動詞)をダメにする
③broadcast:(動詞)を放送する
④insert:(動詞)を挿入する
勘の良い方であればこの時点で①が正解っぽいなと予測することができます。
(10)
②attended:(動詞のed型)に出席した
③assumed:(動詞のed型)を仮定した
④attached:(動詞のed型)を添付した
「メールに」とあるので④が正解っぽいことがこの時点でわかります。
英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(11)〜(15)
(11)
②by no means:(熟語)決して〜ない
③in no time:(熟語)すぐに、即座に
④in advance:(熟語)前もって
穴埋め部分だけでは確定できないので、全文を読んでいきます。
(12)
②laying off:(熟語)一時解雇する
③coping with:(熟語)に対処する
④throwing away:(熟語)捨てる
穴埋めを含む文の「couldn’t stop 〜ing(〜を止めることができなかった)」がわかるかどうかがポイントです。
(13)
②poured over:(熟語)からあふれた
③handed down:(熟語)から受け継がれた
④used up:(熟語)使い尽くした
「from parents to children」が決め手になります。
(14)
②under construction:(熟語)建設中で
③on the spot:(熟語)即座に、その場で
④in bloom:(熟語)咲いて、真っ盛りで
「clothes(服)」を修飾するのにふさわしいのは①しかないな、とこの時点でわかります。
(15)
②too much:過度に、あまりに
③over time:時間外に
④for long:久しく
最上級を強める①が正解っぽいな、と予測が付きます。
英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(16)〜(20)
(16)
②for nothing:ただで、無料で
③on end:続けて、延々と
④at most:多くて、せいぜい
穴埋め部分だけでは確定できないので、全文を読んでいきます
(17)
②bring out:持ち出す
③go by:通り過ぎる
④carry on:続ける
「the conversation(その会話)」を目的語にとるのは、④「続ける」がふさわしいだろうと、この時点で予測がつきます。
(18)
②knowing
③being knowing
④having knowing
happen( )anyone who」に入れる単語を選ぶ。
動詞の型の知識を問われている、とわかることがまず大事。
(19)
②this
③what
④which
「found(findの過去形)」と( )のうしろに「surprising」があることから、第5文型の形式目的語「it」の文がくるかな、とピンときたい問題です。
(20)
②than
③as
④too
「倍数表現+as〜as A」の並びを見て「Aの何倍」の表現を思い出せるかどうかがポイントです。
語彙問題でいうと、全20問中12問は正解したいところです。がんばりましょう!