【英検準2級過去問徹底解説】2023年度第2回:リーディング全問題

英検過去問徹底解説

こんにちは。トモです。

今回は、英検準2級の過去問徹底解説シリーズ2023年第2回編です。

待ってました!

英検の語彙問題では、解く際の流れを自分のモノにすることで、

  • 正確に解くことに加え
  • 時間の短縮

が可能になります。

英検準2級の語彙・単語問題の解き方のコツなどは以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方は先にご覧ください

>>>英検準2級「単語問題」の勉強法を徹底解説

やみくもに過去問に取り組む前に、まずは解き方のコツを知ってください


上記の記事で、解き方について学んだら、いよいよ過去問の演習に入りましょう。

思考の流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

過去問の入手方法英検の公式サイトからダウンロードできます。
2023年度第2回問題冊子をクリックして入手してください。

 

直近3回より以前の過去問については、英検サイトからは閲覧できません。
リンク切れの場合は、当サイト「英検独学の教科書」のお問い合わせページからご相談ください。

 

一緒にがんばりましょー

英検準2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(1)〜(5)

(1)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① mixed:(動詞)混ぜた
② chewed:(動詞)噛んだ
③ struck:(動詞)打った、叩いた
④ copied:(動詞)写した、コピーした

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。
「He (  ) the ball as hard as he could,」に入れる単語を選ぶ。

「彼はできうる限り強くボールを( )した」なので③だろうとこの時点で予測できます。

STEP.3
問題文を読む
Ryujiのチームメイトはサッカーボールをパスした/Ryujiに。/彼はできうる限り強くボールを( )した、/そしてそれは通り過ぎた/ゴールキーパーを/そしてゴールに入った。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 
英検の単語問題は、このように穴埋め部分の前後を読むと答えが予測できる問題が多いんですよ

だから
①選択肢にざっと目を通し②穴埋め前後を読んで答えのあたりをつける③問題文全体を読み、あたりをつけた答えが正しいかを確認する
っていう解き方が効率的なんですねー
豆知識
ちなみにこれまでの傾向上、英検の最初の問題は難しめの問題が出題されることが多いです。1問目に自信がなくてもあまり気にせず、次の問題にすすんでいきましょう

(2)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① grade:(名詞)成績、等級
② surprise:(名詞)驚き
③ custom:(名詞)習慣、関税
④ fever:(名詞)熱

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「My head hurts and I think I have a (  )」に入れる単語を選ぶ。

「頭が痛いし(  )もあると思う」わけですから、文脈的に④ぐらいしか当てはまりそうにないと、この時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
A :お父さん、私は気分が良くありません。/頭が痛いし/( )もあると思う。/B:なるほど。/熱を測らせて。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
この問題も穴埋め前後で答えを予測することができましたし、さらに「have a fever(熱がある)」という表現を知っていれば瞬殺もできました

正解にならなかった他の単語も、準2級でよく見る単語ばっかりだからこの機会に覚えておきたいですねー

POINTこのように英検の単語(語彙)問題を効率的に解くコツは、以下のページでくわしく解説しています。まだ読んでいない方は参考にしてください。
>>>英検準2級「単語問題」の勉強法を徹底解説

 

(3)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① transport:(動詞)輸送する、運送する
② design:(動詞)設計する、デザインする
③ consult:(動詞)相談する
④ reject:(動詞)拒絶する

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「 Most companies use ships to (   ) their products overseas.」に入れる単語を選ぶ。

「ほとんどの会社は船を使う/彼らの商品を海外に( )ために」とくれば①しかないだろうと、この時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
ほとんどの会社は船を使う/彼らの商品を海外に( )ために。/飛行機はずっと速いが/それらは通常ずっとお金がかかる。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 

穴埋め部分が問題文のはじめの方にあるときは、もう問題文を最初から読んでいっちゃった方が早いですね
ですね。そして今回正解の「transport(輸送する)」とあわせて、ぜひまとめて覚えておきたい単語があります。「export」と「import」です

3つとも「port」がついてますね
そのとおり。「port」は「港」という意味ですから「外に」を表すexをつけると「港の外に→輸出する」、「中に(im)」をつけると「輸入する」となるわけです。
ちなみに「trans」は「超える」という意味を表す接頭語ですので「transport(輸送する)」という意味になります

(4)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① frightened:(動詞ed形)おびえた、ぞっとした
② encouraged:(動詞ed形)勇気づけられた
③ delivered:(動詞ed形)運ばれた
④ followed:(動詞ed形)続いた、従った

STEP.2
穴埋め部分には「動詞ed形」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。
「He felt (  ) to hear that he was doing a good job.」に入れる単語を選ぶ。

「彼は自分がいい仕事をしたと聞いて( )と感じた」ですから、②しかないだろうなと予測しながら全文を読んでいきます。

STEP.3
問題文を読む
バスケットボールの試合後、/Markのコーチはたくさんのいいことを言った/彼のパスやディフェンスについて。/彼は自分がいい仕事をしたと聞いて( )に感じた。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
これも穴埋めの文を読めば「good jobをした」と言われてどう感じたのか、ということでプラスなニュアンスの単語が正解になるはずだとわかりますよね

よくやったぞ!と言われて「encouraged(勇気づけられた)」ってことですねー

(5)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① collected:(動詞ed形)集める
② hired:(動詞ed形)雇う
③ exchanged:(動詞ed形)交換する
④ carried:(動詞ed形)運ぶ

STEP.2
穴埋め部分には「動詞ed形」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「 I’m new. I was (  ) two weeks ago. 」に入れる単語を選ぶ。

「私は新人です。2週間前に( )ました」ですから、②だろうなと予測しながら問題文を読んでいきます。

STEP.3
問題文を読む
A:どのくらいここで働いているんですか、Sabrina。/B: 私は新人です。私は2週間前に( )ました。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
「new」で「新人」という意味です

2週間前に「雇われた」と、受け身の形になっているんですね

英検準2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(6)〜(10)

(6)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① safety:(名詞)安全
② region:(名詞)地域
③ theme:(名詞)テーマ
④ laundry:(名詞)洗濯、洗濯物

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Kansai is a (  ) in western Japan」に入れる単語を選ぶ。

「関西は西日本の( )である」ですから、文脈的に②しかないとこの時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
関西は西日本の( )である。/そこの3つの大きな都市は大阪、京都、神戸である。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 

これは瞬殺したい問題でしたねー
絶対に落としたくない問題、とも言えますね。万が一「region(地域)」という単語がわからなくても、それ以外の選択肢の単語から消去法でも正解できますしね

(7)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① solve:(動詞)解く、解決する
② repair:(動詞)修理する
③ miss:(動詞)し損なう、逃す
④ invent:(動詞)発明する

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「I couldn’t (   ) the last one」に入れる単語を選ぶ。

さすがに答えを確定することはできないので、問題文全文を読んでいきます。

STEP.3
問題文を読む
A:全ての問題に応えることができましたか/数学の宿題の。/B:ほとんどは。/私は最後の一つは( )できませんでしたが。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
穴埋め前後だけでは答えは確定できませんでしたが、Aの発言を見れば比較的答えは選びやすかったのではないでしょうか

「questions」とか「math homework」があるので「solve(解く)」がピッタリでしたね

(8)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① essays:(名詞)エッセイ、随筆
② victories:(名詞)勝利
③ systems:(名詞)仕組み、機構
④ miracles:(名詞)奇跡、驚くべきこと

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Kelly writes two (   ) every month for her English class」に入れる単語を選ぶ。

「Kellyは英語の授業のために毎月2つの( )を書く」ですので、①だろうとこの時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Kellyは毎月2つの( )を書く/英語の授業のために。/先月、彼女は本について書いた/彼女が最近読んだ/そして彼女がしたことについて/夏休みの間に。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:①
「エッセイ」というカタカナ英語としても有名ですよね

日本語の意味としては「随筆」ですが、「エッセイ」としてイメージできれば正解は選べましたねー

(9)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① powerfully:(副詞)強力に、たくましく
② lately:(副詞)ここ最近
③ bravely:(副詞)勇敢に(も)
④ cheaply:(副詞)安価に、安く

STEP.2
穴埋め部分には「副詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「 sells clothes very ( ).」に入れる単語を選ぶ。

「服をとても( )売る」ですから④が一番自然だろうなと、この時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Lucyの家の近くに店がある/服をとても( )売る。/土曜日に、Lucyはブラウスをそこで買った/たった10ドルで。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
まさに「穴埋め部分の前後で答えを選べる問題」の典型でした

試験は制限時間もあるわけだから、瞬殺できる問題はサッとやって時間をうまく使う必要がありますよね

(10)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① pain:(名詞)痛み
② wealth:(名詞)富、財産
③ nonsense:(名詞)意味のないこと、ばかばかしいこと
④ literature:(名詞)文学

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「 He uses most of his ( ) to help people 」に入れる単語を選ぶ。

「 彼は彼の( )のほとんどを人々を助けるために使った」ですから②っぽいなとこの時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Davidはとてもお金持ちになった/人気のスマートフォンアプリを作った後。/彼は彼の( )のほとんどを助けるために使った/多くのお金を持っていない人々を。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
穴埋め前後でも答えの予測がつきますし、その後全文を読めば間違いなく②が正解だと確信できる、という問題でした

「穴埋め前後で予測して→全文を読んで確認する」っていう流れがポイントなんですよね

英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(11)〜(15)

(11)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① suffering from:に苦しむ
② depending on:による、次第である
③ giving up:を諦める
④ majoring in:を専攻する

STEP.2
穴埋め部分には「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「 he was ( ) a bad cold.」に入れる語を選ぶ。

設問「11」ぐらいからは熟語や文法を問う問題が出題されることが多いので、その視点で選択肢を見ていく必要があります。

STEP.3
問題文を読む
Lesterは学校に行けなかった/先週3日間/なぜなら彼はひどい風邪に( )から。/彼は今週はかなり良くなっている。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
穴埋めのすぐ後ろに「a bad cold」とあるので熟語の知識があれば短時間で正解を選べたのではないでしょうか

「suffer」単体でも「(病気などを)患う」っていう意味になるので、わかりやすい問題ではあったかも

(12)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① shake hands:(熟語)握手する
② make sense:(熟語)意味をなす、理にかなっている
③ take turns:(熟語)交代でやる
④ pay attention:(熟語)気をつける、注意を払う

STEP.2
穴埋め部分には「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Please ( ), Asako. You can’t learn if you don’t listen in class!」に入れる語を選ぶ。

「授業を聞いていないと学べないですよ」が続くことを考えると④しかないだろうとこの時点で予測がつきます

STEP.3
問題文を読む
A: すみません、私はあなたの質問が聞こえませんでした。/中山先生。/B: ( )してください、Asakoさん。/あなたは学べませんよ/授業を聞いていないと。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
正解の「pay attention」は「pay attention to〜(〜に注意を払う)」の形で使われることも多いので覚えておいてくださいね

(13)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① on behalf of:〜を代表して
② for fear of:〜を恐れて、〜しないように
③ by way of:〜経由で
④ in place of:〜の代わりに、代理で

STEP.2
穴埋め部分は「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「 take buses (   ) of trains」に入れる単語を選ぶ。

熟語は「知らなければ解けない」問題も多いので、時間をかけすぎないことも重要です。

STEP.3
問題文を読む
木が電車に倒れた/Karinville行きの。/そこに行く乗客たちはバスを使わなければならなかった/電車の( )に/その問題が解決するまで。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④
勘の良い人は「take buses (   ) of trains」を見た時点で「電車の代わりにバスを使う」という文脈になりそうだ、気がついた人もいたかもしれません

気づかなくても、問題文の初めの「木が電車に落ちた」とかカッコの後ろ「その問題が解決されるまで」とかの表現から、「電車の代わりにバスを使う」という文の流れはつかめました!

(14)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① at present:(熟語)今、現在は
② by mistake:(熟語)誤って
③ for nothing:(熟語)無料で
④ with ease:(熟語)簡単に、楽に

STEP.2
穴埋め部分には「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「 I must have taken it ( ). 」に入れる単語を選ぶ。

「私は( )してそれを取ってしまったに違いない」なので②かなと、この時点で予測できます。

STEP.3
問題文を読む
A:すみません、私は思います/あなたは私のスーツケースを持っていると/B:すみません、私は( )してそれを取ってしまったに違いありません。/私の物と似ているので。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 

今回正解にはならなかった選択肢も準2級でどれも重要です。せっかくなのでこの機会に覚えておきましょう

英検の問題は、他の回で不正解の選択肢が別の回で正解の選択肢として登場することがよくあるんですよね
その通りです。過去の不正解の選択肢は要チェックですよ

(15)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① any other:他の
② one another:お互いに
③ every other:ひとつおきの
④ another one:他のもうひとつ

STEP.2
穴埋め部分には「定型表現」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Tetsuya and Todd write to ( ) at least once a month.」

「Tetsuya and Toddは少なくとも月に一回、( )手紙を書いている」ですので、②が自然だろうと予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
TetsuyaはToddというカナダ人の友達がいる。/TetsuyaとToddは手紙を書いている( )/少なくとも月に一回は。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 

お互いに」と言えば「each other」じゃないんですか!?
真っ先にeach otherが思い浮かぶ人が多いと思いますが、ほぼ同様の意味で「one another」も使えるんですよ。ぜひ覚えておいてください

英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(16)〜(20)

(16)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① hoping for:〜を望む
② taking over:引き継ぐ
③ putting away:片付ける
④ showing off:見せびらかす

STEP.2
穴埋め部分は「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「My husband and I are ( ) a girl because our first child is a boy」に入れる単語を選ぶ。

「最初の子どもが男の子だったので、女の子を( )」とくれば①しかありませんよね。

STEP.3
問題文を読む
あなたはわかりますか/あなたの赤ちゃんが男の子か女の子か。/B: いいえ、まだ。/最初の子どもが男の子だったので、夫と私は女の子を( )。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:①
「hope for〜」が「〜を望む」という意味になるのは説明不要として、それ以外の選択肢、特に「put away(片付ける)」「take over(引き継ぐ)」などは超重要表現です

次回以降の本番でいつ出てもおかしくないってことですねー

(17)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① pour out:流れ出す
② agree on:合意する
③ run over:(人などを)轢く
④ hold up:上げる、示す

STEP.2
穴埋め部分は「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「they could not ( ) a name for it. 」に入れる単語を選ぶ。

「彼らはそれに対する名前に( )できなかった」ですから、②以外には当てはなりづらいだろうとこの時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Tom and Helenは子犬を飼いたがっていた/が、彼らはその名前を( )できなかった。/TomはBuddyと呼びたかったが/HelenはMaxと呼びたかった。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:②
これも仮に「agree on」という熟語を知らなくても「agree」という単語が含まれていることから、これが正解っぽいと判断することができたと思います

まさしく、わたしはそれで正解することができました…!

(18)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① come
② comes 
③ came
④ will come

STEP.2
文法問題であることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「by the time his boss ( ) back to the office」に入れる語を選ぶ。

「by the time」にピンときた人であれば答えは②だと瞬殺できる問題です。

STEP.3
問題文を読む
Smirnovは月次レポートを仕上げなければならない/彼の上司がオフィスに戻ってくるまでに。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
by the time」は「if」や「when」などと同様「時や条件を表す副詞節では未来の内容であっても現在形を使う」のルールが適用されます。

今回でいえば、主語が三人称なので「三単現のs」のcomesが正解になります

このルール、よく聞くしよく問題にも出てきますよね…
理屈を詳しく知りたい方はネット等で検索してもらえば出てきますし、たとえば今回の問題文を例文として覚えてしまって使い方を形で覚えてしまう、というのも一つの手ですよ

(19)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① when
② where
③ why
④ which

STEP.2
文法問題であることがわかる
STEP.3
問題文を読む
先日、/Jamesは街に行った/彼が生まれた。/数年経っていた/彼の最後の訪問から、/しかしその町はあまり変化していなかった。 
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:②
いわゆる「関係副詞」という文法項目です。前の名詞(先行詞)を修飾する語で、「後ろに完全文がくる」という点が関係代名詞との違いです

(20)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
① of
② on
③ above
④ among

STEP.2
文法問題であることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「A beautiful blue bird was flying ( ) the tree」に入れる単語を選ぶ。

STEP.3
問題文を読む
美しい青い鳥がPaulの庭の木の( )を飛んでいた。/Paulはその写真を撮りたかった/が、それはすぐに飛んでいってしまった。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③
これは必ず正解したい問題ですよ

「木の上を飛んでいる」って文の意味はなんとなく理解できるから、「above(〜の上に)」って単語だけ知っていれば正解できましたね

ここからは、大問2「会話の穴埋め問題」編です。

この「会話の穴埋め問題」については、
会話でよく使われる表現など、知っておいたほうが良いこともありますが

基本的には、

  • 会話文を素直に読んでいって
  • 穴埋め部分のあとの文章も読んだあと
  • 選択肢から、当てはまるものを選ぶ

といった流れで解くことができます。

ポイントとしてあげるとすれば、穴埋め部分の後ろの文も読んでから選択肢を読むということです。

問題数も5問程度と、それほどボリュームのあるパートでもないので、サクッと終わらせたいところです。

ではさっそく、
解き方を流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

英検準2級過去問解説:大問2【会話の穴埋め問題】(21)〜(25)

(21)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A:レストランはまだ空いていますか。
B:はい、ですが( 21 )です。
A:そうなんですか!?/私は遅くまで働かなければならなかったので/何も食べることができませんでした。
B:場所があります/ハンバーガーを売っている/道の先に。/私はそれは24時間空いていると思います。

STEP.2
選択肢を読む
①私たちは2人用のテーブルしかありません
②ラストオーダーは10分前です
③今日はシェフのここでの初めての日です
④アイスクリームは売り切れました

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:② 
文の流れがつかめていれば問題自体は解けたかと思います。また、話される言葉だけでなく「感情や抑揚」にも注意することでより確実に正解を選べるようになります

今回でいうと「Oh no!」のところで「残念に思っている」ことがわかれば、答えは②っぽいなって選びやすくなるってことですね!

(22)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A:こんにちは、Bob。/あれは( 22 )ですか。/とてもカッコいいですね。
B:はい。私はそれを手に入れました/デパートで/駅のそばの。
A:高かったですか。
B:それほどでもありません。/スポーツとゲームの売り場が大きなセールをやっています/今月。

STEP.2
選択肢を読む
①金の指輪
②新しいスケートボード
③あなたの弟の車
④あなたの新しい弁当箱

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:② 
穴埋め部分以降の会話の流れで「The sports and games department is having a big sale(スポーツとゲーム売り場)」とあるので、これは②しかありませんよね

(23)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A: すみません。/私は( 23 )
B:かしこまりました。/たくさんの種類のがございます。/どちらがご希望ですか。
A:よくわからないんです。/私が今持っているものでは首が痛くなります。
B:それは柔らかすぎる可能性があります。/これを試してみてください/そして教えてください/あなたのものと同じぐらいの柔らかさかどうか。

STEP.2
選択肢を読む
①ベッドの新しい枕が欲しい
②新しいネックレスが欲しい
③玄関の新しいカーペットが必要
④新しい絵筆を探している

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:① 
Aの2回目の発言「The one I have now makes my neck hurt.(私が今持っているものでは首が痛くなります)」がカギになりました

(24)(25)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A:これらのクッキーをおひとついかがですか。
B:お願いします。/とても可愛いです。/どこであなたはそれを手に入れたのですか。
A:( 24 )です。
B:私はあなたがそこに行っていたことを知りませんでした。
A:はい。私の家族と私は1週間行きました。/私たちは昨夜ロンドンから戻ってきました。
B:私はいつかそこへ行きたいです。
A:あなたは行くべきです。/( 25 )。
B:ええ。私はテレビ番組を見ました/そこの美術館や宮殿についての。

STEP.2
(24)の選択肢を読む
①パリの店で
②オンラインのパン屋から
③私は自分で作りました
④祖母が私に送ってくれました

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:① 
穴埋め問題は前後一文にヒントがあることがほとんどです

穴埋めの直後に「I didn’t know you had visited there.(そこに行っていたのを知らなかった)」というセリフがあるので、①だってわかりますね
STEP.4
(25)の選択肢を読む
①ほんの少しの席しか残っていない
②いくつかの素晴らしい見どころ
③6種類の味
④それらを作るいくつかの方法

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:② 
これはBさんの最後の発言にヒントが書かれていました

例として「museums(美術館)」や 「palaces(宮殿)」などが挙げられてますね

ここからは、大問3・4「長文読解問題」編です。

英検の長文読解問題では、解く際の流れをシステム化することで、

  • 正確に解くことに加え
  • 時間の短縮

が可能になります。

英検準2級の長文読解問題の解き方のコツなどは以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方は先にご覧ください
>>>英検準2級「長文読解」の勉強法を徹底解説

やみくもに過去問に取り組む前に、まずは解き方のコツを知ってください


上記の記事で学んだ解き方にそって、過去問の答えと解説を行います。 思考の流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

英検準2級過去問解説:大問3【長文穴埋め問題】(26〜27)

3A

(26)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
Stephenの新しい学校
*仮にタイトルの意味がわからなくても、焦らないでください。問題自体は、タイトルが読めなくても解けるようにできています。

Stephenの家族は最近新しい街に引っ越した、/そしてStephenは転校しなければならなかった。/彼は誰も知らなかった/彼の新しい学校の、/だから彼は毎日寂しかった。/彼は( 26 )した/彼の問題について。/Stephenのお母さんは言った/すぐに新しい友達ができると、/そしてお父さんは提案した/新しい学校のクラブの一つに参加することを。/しかしStephenはスポーツや音楽、美術が好きでなかったので/彼は何をすべきか分からなかった。/

STEP.3
選択肢を読む
①何冊かの本を読んだ
②長い手紙を書いた
③医者に行った
④彼の両親に話した
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
長文の穴埋め問題ではカッコの前後一文にヒントがあることが多いです

今回はカッコのうしろで「Stephen’s mother」と「his father」がそれぞれ出てきてるので、文脈的に④が正解だってわかりますねー

(27)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
第2パラグラフから2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

ある日、Stephenは学校でポスターを見た/ゲームクラブの。/そのクラブ部員は1週間に3回会う/ボードゲームやカードゲームをするために。/Stephenはゲームをすることが本当に好きだ/だから彼はそのクラブに加わった。/部員はとても親切だった/そしてStephenはすぐに友達ができた。/最近、Stephenは( 27 )することを決めた。/彼は一生懸命頑張っている/ルールや他のことを作るために/彼がそのゲームに必要だと思う。/それが準備できたらすぐに、/彼はクラブの他のメンバーとそれをやってみようと計画している。

STEP.3
選択肢を読む
①自分のゲームを作る
②別のクラブに参加する
③また転校をする
④もっと運動をする
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
この問題は他の選択肢が明らかに文章の流れに合わないことがわかったでしょうか

ですね。これもカッコのすぐ後ろで「必要なものを一生懸命作ってて、準備できたらクラブのメンバーと一緒にやろうと思ってる」て言ってるから、他の選択肢はおかしいですね

英検準2級過去問解説:大問3【長文穴埋め問題】(28〜30)

3B

(28)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
短文を穴埋めする問題だということを理解する
STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
グリーティングカードの回帰
*仮にタイトルの意味がわからなくても、焦らないでください。問題自体は、タイトルが読めなくても解けるようにできています。

20世紀、人々はしばしば紙のグリーティングカードを送った/友達や家族に/誕生日や他の特別な時に。/グリーティングカードにはたいてい表に絵が/中にメッセージがある。/1990年代にはしかし、/人々はオンラインでコミュニケーションを取り始めた。/電子的なメッセージを送ること/eメールやSNSを通じて/は、早くて簡単だ/紙のグリーティングカードを送るよりも。/加えて、/ほとんどのグリーティングカードは捨てられる。/このことは多くのゴミを生み出す。/その結果、オンラインコミュニケーションを好む人がいる/なぜなら彼らはそれを思う( 28 )だと。

STEP.3
選択肢を読む
①個人的な話がしやすい
②環境により良い
③多くの仕事を生む
④新しく、刺激がある
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
今回は穴埋めの前にヒントとなるワードがありましたが、気が付きましたか

はい!「This creates a lot of trash.(このことが多くのゴミを生む)」ってとこですよね。だから「環境に良いと考えてオンラインツールを好む」って流れになってました

(29)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
第2パラグラフ2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

数年間、/グリーティングカードの売り上げ/アメリカでの/は、下がった。/しかし近年、/10代後半の若い大人はグリーティングカードに興味を持つようになっている。/彼らの多くは考えている/オンラインのメッセージは簡単に送ることができすぎると。/グリーティングカードを送ることは/人に/( 29 )であると。/それは示している/あなたが本当にその人のことを考えていると。/このことから、アメリカ人はいまだ購入している/65億のグリーティングカードを/毎年。

STEP.3
選択肢を読む
①より手間がかかる
②問題につながる可能性がある
③いつも可能とは限らない
④何も変わらないかも知れない
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
穴埋め直前の文で「it is too easy to send a message online.(オンラインメッセージは簡単に送れすぎる)」と言ってますので、それに対して紙のグリーティングカードは「送るのにより労力がかかる(takes more effort)」という①がピッタリです

やっぱり、穴埋めの前後の文の流れを読むことがポイントですねー
POINT
穴埋め問題を解くヒントは、穴埋め部分の前後一文にあることがほとんどです。こういった英検準2級の長文問題の解き方は、以下の記事でくわしく解説していますので参考にしてください。
>>>英検準2級「長文読解問題」の勉強法を徹底解説

(30)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
第3パラグラフから3問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
人々はかつて考えたけれども/インターネットはグリーティングカードの売り上げをさげると、/実際はそれは役に立っているかも知れない。/なぜならSNSを使う人々はしばしば( 30 )だからだ。/例えば彼らは送られてくるかも知れない/伝えるメッセージが/友達の1人がもうすぐ誕生日であることや結婚記念日であることを。/その結果、彼らはグリーティングカードを買うことを思い出す/そしてそれらを彼らに送る。
STEP.3
選択肢を読む
①ゲームをするのに招待される
②食べ物の写真を送られる
③イベントを思い出す
④広告を見せられる
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 
正解の選択肢がいう「event」とは、穴埋め直後にある「誕生日や結婚記念日」のことですよ。わかりましたか

そっか。そういう友達の誕生日とかをリマインドしてくれて→紙のグリーティングカードを送る、っていうプラスの効果があるって話でしたもんね
はい。文の流れ(=構造)をつかむことで正解が選びやすくなりますよ

英検準2級過去問解説:大問4【長文読解問題】(31〜33)

4A

(31)

STEP.1
メールのヘッダーを見て内容をつかむ
差出人(from)はHenry Robbinsという人からのメールだとわかる

②今回は送信先(To)はPeter Robbinsという人だとわかります。

「subject」欄(件名)は「My visit」となっているので、差出人Henry Robbinsがどこかへ行くことについての話題だとこの時点で内容が推測できます。

STEP.2
1問目の「設問」を読む
設問:おじいさんがPeterに言った一つのことは何か?
*選択肢まで読む必要はありません。「おじいさんはPeterに何を言ったんだろう」という視点で本文を読んでいきます。
 
STEP.3
問題の答えを探しながら第1パラグラフを読む

Peterへ
私はとてもワクワクしています/あなたにまた会えるのを/来週。/私はそれほど素晴らしい一週間を過ごしました/前回私が行ったときに。/私は信じられません/もう12ヶ月たったなんて。/私は嬉しいです/私は今回全部で1ヶ月間滞在できることが。/私はたくさんの楽しいことを計画しています/私たちが一緒にする。/あなたの妹に伝えてください/私が彼女とまた遊べることも。

STEP.4
選択肢を読む
①彼が1週間以上滞在することは不可能だ
②彼が最後にピーターを訪ねて以来1年がたつ
③彼はPeterの妹に初めて会うのが待ちきれない
④彼は約1ヶ月後にPeterの家を訪れるつもりだ

STEP.5
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:②(根拠は赤字部分) 
赤字部分が正解の根拠です。正解以外の選択肢も、本文に出てきた単語が紛れていますので惑わされないでくださいよ

本文に出てきた単語が入ってるからって、すぐにその選択肢が正解だと思わないことが大切ですね
ポイント 最重要事項として、基本的に1問目の答えは第1パラグラフにあります。 こういった解き方のルールは以下の記事でまとめていますので、その方法をマスターしてから過去問にすすむのが効果的です。
>>>英検準2級「長文読解」の勉強法を徹底解説

(32)

STEP.1
2問目の「設問」を読む

設問:おじいさんはPeterに〜を質問する

*おじいさんはPeterに何を尋ねるんだろう?という視点で本文を読んでいく
STEP.2
問題の答えを探しながら第2パラグラフを読む

私は考えました/私たちがMirror湖のそばでキャンプにいくことを。/私たちは湖で釣りに挑戦することもできます。/あなたは以前釣りに行ったことはありますか?/私はあなたのお父さんを釣りに連れて行きました/何度も/彼が子供の頃。/とてもリラックスするけど、/あなたは準備しなければいけません/そして素早く動かなければいけません/もしあなたが何かを捕まえたいなら。/私はあなたにたくさんのコツを教えることができます/あなたが良い釣り人になるのに役立つ。

STEP.3
選択肢を読む
①彼が早く走れるかどうか
②彼がこれまで釣りに行ったことがあるかどうか
③彼が何かマジックのトリックのやり方を知っているかどうか
④彼が以前キャンプに行ったことがあるかどうか
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:②(根拠は赤字部分) 
「2問目は基本的に第2パラグラフの中に答えがある」という知識があれば、答えの根拠を探すのも効率的に行えますよね

まさに赤字になってる「Have you ever been fishing before?」が正解の選択肢②と一致しましたね

(33)

STEP.1
3問目の「設問」を読む

設問:Peterは最近何を始めたか?
*Peterは最近何を始めたんだろう、という視点で本文を読んでいく
STEP.2
問題の答えを探しながら第3パラグラフを読む
私はまた考えました/私たちが野球の試合を見に行くことを/一緒に。/私は大きな野球の試合に行ったことがありません/長い間/なぜならプロチームが一つもないからです/家の近くに。/あなたのお父さんは私に言いました/あなたが野球チームに参加したことを/あなたの町の/数ヶ月前に。/それはどんな調子ですか。/もしあなたが望むなら、/私たちは公園に行くことができます/投げることや捕ること、打つことを練習するために。/とにかく、私はもうすぐあなたに会えます。
愛を込めて
おじいちゃんより

STEP.3
選択肢を読む
①地元のスポーツチームでプレーすること
②プロ野球の試合に行くこと
③彼の妹を連れて公園で遊ぶこと
④学校で歴史について学ぶこと

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:①(根拠は赤字部分) 
赤字部分が答えの根拠です

「野球チームに参加した(joined a baseball team)」 ことを正解の選択肢①では「Playing for a local sports team.」と言い換えてますねー
はい。内容一致問題では「言い換え(パラフレーズ)」された選択肢が正解になるんでしたよね。必ず覚えておいてくださいよ

英検準2級過去問解説:大問4【長文読解問題】(34〜37)

4B

(34)

STEP.1
タイトルを読む
「ドライブイン映画館」
*仮にタイトルだけでは本文がイメージしにくい場合でも、慌てず、適当に読み飛ばして本文へすすみましょう。タイトルが正確にわからなくても、問題は解けるようにできています。
STEP.2
1問目の「設問」を読む
設問:私たちがRichard Hollingsheadの母について知ったことの一つはなにか?
*Richard Hollingsheadの母について何が書かれているだろう、と意識しながら本文を読んでいきます。
STEP.3
問題の答えを探しながら第1パラグラフを読む
Richard Hollingsheadはアメリカの実業家だった。/彼の母は映画が大好きで、/しかし彼女は硬い椅子が好きでなかった/映画館の。/Hollingsheadは思った/もっと快適になるかもしれないと/もし彼女が映画を見れたら/彼女自身の車のシート座りながら。/彼はスクリーンといくつかのスピーカーを設置した/彼の庭に/そして彼の家族や近所の人たちを招待した/彼の新しいビジネスアイデアを試すために/それがドライブインシアターである。
STEP.4
選択肢を読む
①彼女は自分の庭にドライブインシアターを作った
②彼女は映画を見て運転の仕方を学んだ
③彼女はしばしば家族や近所の人のためにパーティを開いた
④彼女は映画館のシートは快適ではないと思った

STEP.5
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:④(根拠は赤字部分) 
もしかしたら①を選んでしまった人もいたかもしれません

えーっと、①はHollingsheadのお母さんがドライブインシアターを作ったってことになってるけど、実際に作ったのはHollingshead本人だから正解じゃない、ってことですかね
はい、そのとおりです。
このように長文問題といえどもパラグラフごとに読んでいく=「短文問題化」することで、効率的に正解を選ぶことができます

POINT長文読解問題の短文問題化」については以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方はご覧ください。
>>>英検準2級「長文読解」の勉強法を徹底解説

(35)

STEP.1
2問目の設問を読む
設問:ドライブインシアターが人気になった一つの理由は〜である
*なぜドライブインシアターは人気になったんだろう、と言う視点で本文を読んでいきます 
STEP.2
問題の答えを探しながら第2パラフラフを読んでいく
Hollingsheadはより大きなドライブインシアターを開いた/1933年に、/しかし彼はそれから大金を儲けることができなかった。/他の人々が彼のアイデアを真似し、しかし/ドライブインシアターはすぐに人気になった、/特に小さな子供がいる人々に。/一つの理由は/子どもたちは走り回り叫ぶことことができる/他の人たちを困らせることなしに。/ドライブインシアターの中には遊び場があるところもあった、/だから子どもたちは楽しむことができた/彼らが映画が始まるのを待っている間。

STEP.3
選択肢を読む
①彼らは子どものいる家族に特別割引を提供した
②両親は心配する必要がなかった/もし彼らの子供たちが騒がしくても
③ほとんどの屋内の映画館は子供向けの映画を上映していなかった
④それらの多くは子供達の遊び場がある公園の近くに建てられた

STEP.5
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:②(根拠は赤字部分) 
この問題も、もしかしたら④と間違えた方がいたかもしれません

そうなんです!なんで④じゃダメなんですか?
④の「many of them」のmanyが間違いなんです。ドライブインシアターのmany(多く)が公園の近くに建てられたとは書かれていなくて、本文では「Some(いくつかの) drive-in movie theaters」と言っているのみなんですよ

あ…たしかに。。なるほどぉ

(36)

STEP.1
3問目の設問を読む
設問:いくつかの映画はドライブインシアターで上映されなかった、なぜなら〜
*なぜいくつかの映画はドライブインシアターで上映されなかったんだろう、という視点で本文を読んでいく
STEP.2
問題の答えを探しながら第3パラグラフを読んでいく
はじめは、/これらの映画館はスクリーンの近くに大きなスピーカーを設置していた。/その音は良くなかった/だからいくつかの映画館はスピーカーを置いた/それぞれの車にそばに。/しかし、他の問題があった/ドライブインシアターには。/ひとつはドライブインシアターは映画を上映することができた/夕方のみに/暗くなったあとの。/また、映画会社はより多くのお金を得ることができた/屋内の映画館で、/だからそれらの多くはドライブインシアターに彼らのいちばんの映画を上映させなかった。/ドライブインシアターはよく映画を上映しなけらばならなかった/古いものや人気のないものを。

STEP.3
選択肢を読む

①夕方は暗すぎて映画が見づらかった
②映画の音が十分に良くはなかった
③映画会社は屋内の映画館の方がよりお金を儲けられた
④それらは屋内の映画館では人気がなかった
STEP.4
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:③(根拠は赤字部分) 
本文中の「got more money from indoor theaters」が、正解の選択肢③では「gmade more money from indoor theaters」に言い換えられています

正解の選択肢は本文中の言葉をパラフレーズしたものであるのが鉄則なので、この言い換えに気づければ正解を選びやすくなりますね

(37)

STEP.1
4問目の設問を読む
設問:なぜ多くのドライブインシアターのオーナーはその映画館を売ったのか?
*なんでオーナーはドライブインシアターを売ったんだろう、という視点で本文を読んでいきます 
STEP.2
問題の答えを探しながら第4パラフラフを読んでいく
1970年代、/多くのドライブインシアターは閉鎖した/なぜなら人々が家で見るためにビデオを借りたからだ。/また、多くのドライブインシアターは大きな街や都市の外だけにあった。/会社はその映画館を欲しがった/彼らがその土地に新しい家を建てるために。/彼らはオーナーに大金をオファーし、/多くのオーナーは彼らの映画館を売ることを決めた。/4000以上のドライブインシアターがあった/1960年代のアメリカには/だが、今日/たった数百が残っているのみだ。
STEP.3
選択肢を読む

①企業は彼らの土地に大金を払うことをオファーした
②その映画館は大きな街や都市からあまりにも遠かった
③彼らは店をオープンさせたかった/人々がビデオを借りることができる
④人々はドライブインシアターを彼ら自身の庭に作り始めた
STEP.4
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:①(根拠は赤字部分) 
まさに赤字で示した部分が正解の根拠になりました

「They offered the owners a lot of money, and many owners decided to sell their theaters.」って部分が完全に選択肢①と一致しますもんね。
あらためて、長文問題もこうやってパラグラフごとに解いていく「単文問題化」で、正解率も上がるし、解く時間も短くできるって実感できますね
ぜひ他の過去問でも練習して、この解き方に慣れるように練習してください

>>>過去の準2級問題の解説をみる