英検2級 勉強法総まとめ|リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング完全攻略ガイド

こんにちは。トモです。

この記事は、英検2級の全体像→各技能の攻略→学習計画→時間配分までを一気に把握できる本人向けの総合ガイドです。詳しい解説や例題は、それぞれの「詳細記事」へリンクしています。

とにかく最短で合格点に届きたい! 何から始めればいいですか?
全体像→得点の取りやすいゾーンから攻略→弱点を「型」で補強。この順で行きましょう


 

1. 試験の全体像(形式・配点の考え方)

英検2級は高校卒業程度の英語力が目安。4技能(R/L/W/S)で総合判定です。どこか一つが苦手でも、他の技能でカバー可能。だからこそ得点ゾーンから固める戦略が有効です。

攻略の順番は:リーディング(語彙→長文)で確実に積み上げ → リスニングは「先読み+冒頭集中」 → ライティングは「要約・英作文の型」 → スピーキングは「Yes/No+理由×2」を習慣化。

4技能ぜんぶやるの大変…どこから始めれば?
まずはリーディングで点を作る。次に先読みが効くリスニング。仕上げでライティングの型と面接を回しましょう


2. リーディング攻略(要点と詳細記事)

出題は語彙・語法(空所補充)/長文の語句空所補充/長文の内容一致。まずは語彙で手堅く得点、その後パターン化できる設問(空所補充)、最後に内容一致で積み上げるのが王道です。

  • 語彙・語法:1問1分で「意味+品詞」で瞬時に当てる。
  • 語句空所補充:前後の言い換え・接続詞・代名詞の指示語に線→根拠拾い。
  • 内容一致:設問キーワードを本文に「探しに行く」読み方に切り替える。

詳細へ:
英検2級リーディングまとめ(時間配分と全体戦略)
語彙問題の解き方:選択肢→本文の順で読むコツ
長文の穴埋め問題:根拠の拾い方と頻出パターン
長文読解問題:設問キーワード→本文照合の手順

長文、全部訳してたら間に合わない…
訳さない。設問キーワードで「場所」を特定→その周辺だけ精読、が正解です


3. リスニング攻略(要点と詳細記事)

第1部は男女の会話、第2部は50〜70語の説明文。共通の鍵は先読みの「機械的マーキング」+冒頭集中です。全選択肢を熟読せず、違いが出る語(動詞・名詞)だけに印をつけます。

  • 先読み:共通部分(It is / He / them等)は無視→差分に下線。
  • 冒頭集中:「どこで・誰が・何について」を冒頭で把握。
  • 聞き逃し:引きずらず、とりあえずマーク→次へ。

詳細へ:
リスニング第1部:会話問題の先読みと感情把握
リスニング第2部:説明文の「大筋把握」テク

先読み、いつやるの?
理想は筆記を早めに切り上げて。無理なら放送前の説明時間を使って一気にマーキング


4. ライティング攻略(要約/英作文)

2級は要約(45〜55語)+英作文(80〜100語・理由2つ)。どちらも「型」に沿えば安定して点が取れます。

  • 要約:①第1段落=トピック、②第2=賛成/利点、③第3=反対/欠点を1〜3文で圧縮。
  • 英作文:「序論(立場明示)→理由1→理由2→結論(言い換え)」の定型でOK。

詳細へ:
要約の書き方:段落対応テンプレ&例文
英作文の書き方:型・使える表現・時短のコツ

自分の本音と違う立場を書いても大丈夫?
問題なし。見られているのは「論理性」。書きやすい立場を選ぶのが合格最短です


5. スピーキング攻略(面接対策)

面接は音読→内容質問→イラスト・受け答え→意見の流れ。普段から「Yes/No+理由×2」を口に出す習慣を作ると本番がラクになります。音読は区切り・抑揚・意味のかたまりを意識。

詳細へ:
英検2級スピーキング:当日の流れと鉄板テンプレ

緊張で頭が真っ白になりそう…
テンプレを口に出す練習を積むほど、当日は「口が勝手に動きます」。回数が正義


6. 学習計画:3ヶ月モデル&1週間ルーティン

3ヶ月モデル(目安):

  1. 1ヶ月目:語彙の底上げ(毎日30〜50語)+長文の型トレ(設問→本文)
  2. 2ヶ月目:過去問通し(週2回)+リスニング先読み訓練(毎日10分)
  3. 3ヶ月目:要約・英作文を隔日で1題ずつ→添削 or 自己チェック→書き直し

1週間ルーティン(例)

  • 月:語彙カード10分+長文1題(設問キーワード線引き→根拠マーキング)
  • 火:リスニング(第1部)先読み→聞く→自己採点
  • 水:要約1題(45〜55語)
  • 木:語彙復習+長文1題(内容一致)
  • 金:リスニング(第2部)+ディクテーション1段落
  • 土:英作文1題(80〜100語)
  • 日:過去問通し(筆記)→弱点メモ→翌週の計画に反映

忙しい週はどう調整する?
「毎日5〜10分でも“口と耳を動かす”」ことを死守。ゼロ日を作らないのが合格最短です


7. 筆記の時間配分(目安表)

筆記(リーディング+ライティング)は85分。下の配分で「リスニングの先読み時間」を確保しやすくなります。リスニングは放送に従うため、ここでは筆記のみ掲載します。

区分 設問タイプ 問題数 1問あたり時間目安 時間配分
リーディング 語彙・語法(空所補充) 17問 1分 17分
長文の語句空所補充 6問 2分 12分
長文の内容一致選択 8問 2分 16分
リーディング合計 31問 45分
ライティング 英文要約(45〜55語) 1題 15分
意見英作文(80〜100語) 1題 25分
ライティング合計 2題 40分
筆記合計 33問 85分

※ リスニングは放送に従います。筆記を早めに切り上げ、リスニング問題の「先読み」時間を確保できると有利です。

配分通りにいかない時は?
語彙を圧縮(1問50秒目標)し、余剰を長文へ回す。割り切りが大事


8. よくある質問(FAQ)

Q1. 過去問は何年分やればいい?
A. まずは2〜3年分を通し、弱点タイプを特定→その型トレ(例:設問→本文の照合)を回すのが効率的。

Q2. 単語が覚えられません…
A. 1周で覚える前提を捨てる。毎日30〜50語×5周で「見たことある」状態を作るのが先。発音しながらカードをめくるのがコツ。

Q3. 面接が不安です
A. Yes/No+理由×2のテンプレを口に出す練習を。音読は意味のかたまりで区切るだけでも印象が激変します。

やることが多いけど、道筋は見えました!
うん、あとは回数。ゼロ日を作らなければ、2級は必ず届きます


各技能は以下のまとめ/個別記事で詳しく解説しています(ブクマ推奨)。